矢野産婦人科

不妊治療

正常な夫婦生活があるにもかかわらず、2年以上経過しても妊娠しない状態を不妊症といいます。
子供を欲しいと思っているカップルは1年以内に約80%、2年以内に約90%が妊娠し、3年以降は妊娠数はあまり増えません。
実際に、子供を希望するカップルの10組に1組は子供がいないという調査報告もあります。
また、女性は年齢が高くなるほど妊娠しにくく、流産しやすくなります。
子供が欲しいのに、結婚して1年経っても妊娠しない...という状態であれば、一度不妊外来を受診してみましょう。

「着床率の向上を目指して」
~当院の新たな治療への取り組み~

新型コロナウィルス感染拡大予防のため、体外受精などの生殖医療を制限しておりましたが、ワクチン接種が 順調に行われている現状を鑑み、積極的に治療を展開させていただくこととしました。
良質で価格的にもリーズナブルな検査や治療を進めて参ります。 なお、コロナウィルス対策はしっかり行って参りますので御安心下さい。
「着床率の向上を目指して」 コロナ禍でも休まず、安全で良質な医療を展開して参ります。
  • 乳酸菌(ラクトバチルス)療法
    子宮内フローラ(細菌叢)が注目されていて、善玉菌の乳酸菌が子宮内に不足すると着床しにくいと言われています。乳酸菌製剤(ラクトフローラ)の内服薬と膣座薬の両方を長期間補充します。
  • レーザー療法
    頸部の星状神経節を低周波の半導体レーザーでソフトに刺激すると、子宮や卵巣の血行が良くなり着床をサポートします。
  • 慢性子宮内膜炎の診断・治療
    子宮鏡手術で内膜組織の一部を摘除して炎症を確認します。手術は20分くらいで、麻酔をするので痛みはほとんど感じません。
    治療は有効な抗生物質を長期投与します。CD138染色という特殊な検査で診断します。
  • Endome TRIO(トリオ検査)
    遺伝子解析技術を用いて子宮内膜の状態を種々の角度からは判断するため3種類の検査があります。
    ① ERA(子宮内膜着床能検査):着床に適した移植時期(着床の窓)を同定
    ② EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム検査):子宮内膜細菌叢(フローラ)の解析
    ③ ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査):子宮内膜炎を引き起こす有害細菌の特定
  • PRP, PFC-FD(子宮内膜再生)療法
    成長因子による子宮内膜の環境改善を行い、子宮内膜を再生します。胚移植反復不成功で子宮内膜が薄くなっている場合には適応されます。
  • PGT(受精卵の着床前診断)
    難治性の反復不成功や流産を繰り返すカップルに適応されます。移植する際の良好胚の選択が可能となります。
  • 卵子凍結・保存
    愛媛がん・生殖医療ネットワーク(EON)の登録施設として、悪性疾患の患者様には未婚、既婚を問わず実施しております(医学的適応)。
    今後は時代の要求として、心身ともに健康な未婚女性の方々にも実施する方向で検討中です(社会的適応)。
    これらの新しい治療は試行錯誤をしながら行われている段階であり、治療効果にはバラツキが見られます。しかも費用が高額となるので、全ての方々に無制限に薦められるものではありません。当院ではお一人、お一人 に適したテーラーメイド医療を心がけて行います。

初診時にお持ちいただくものBring today

  • 基礎体温表

    基礎体温表

    1ヶ月以上つけてください。
    基礎体温表のダウンロード
    [PDF:433KB]

  • 治療経験メモ

    検査結果
    治療経験メモ

    他院での治療経験がある方で、経過がわかるメモ等がありましたらお持ちください。

  • 紹介状

    紹介状

    お持ちの方はご持参ください。

  • 保険証

    保険証

    一部保険が利かない場合が
    あります。※

※検査項目によっては、費用が高くなる場合がありますので、ご了承ください。

初診時にする検査First consultation

  • 問診、相談
    問診、相談
  • 全身の状態チェック
    全身の状態チェック
  • 経膣超音波検査
    経膣超音波検査
  • ホルモン検査
    ホルモン検査
  • 感染症検査
    感染症検査
  • 貧血検査
    貧血検査
089-921-6507 24時間対応
  • 初診時の予約は、診察時間内にお電話でお取り下さい。
  • 電話番号を通知するか、
    ナンバーリクエスト(186-当院の電話番号)でお電話をお願いいたします。

不妊症の原因は多岐にわたるため、様々な検査で原因を探り、あなたに最も効果のある治療を一緒に決定していきます。
治療を始めることで心身に負担を感じることがあるかもしれませんが、体調や精神的なストレスは検査結果に影響をおよぼすこともありますので、不安やご質問がありましたらお気軽に先生やスタッフにご相談ください。

主な不妊検査と手術療法

一般不妊治療

生殖補助医療(ART)

生殖補助医療(ART)とは、体外受精をはじめとする、卵子・精子を体外に取り出して行う不妊治療です。

その他の原因や治療Others cause

  • 体外授精 体外授精

    男性不妊

    不妊症のカップルのうち、約半数に男性因子が関与しているとされています。
    精子が精巣でつくられる過程になんらかの問題がある造精機能障害や、勃起・射精に問題がある性機能障害など原因は様々です。不妊症でお悩みの場合は、ご主人の検査や治療が必要なことが多くあります。

  • 不育症 不育症

    不育症

    「不育症」とは妊娠はするものの、「流産」や「早産」、「死産」を繰り返して子どもが得られない状態をいいます。
    その原因は夫婦の染色体異常をはじめとして、子宮形態異常(子宮奇形、子宮筋腫、子宮頚管無力症など)、抗リン脂質抗体症候群(自己免疫疾患など)、内分泌異常(黄体機能不全、糖尿病、甲状腺機能異常など)、凝固因子異常、免疫異常、遺伝子多型、感染症などが挙げられます。