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婦人科外来
  STD(性行為感染症)

性的な行為を介してパートナーからパートナーへ伝染する疾患です。
STDは、パートナーも同時に治療することが大切です。治療中は性交渉を禁止、またはコンドームを使用してください。

トリコモナス膣炎
膣トリコモナス原虫による膣炎です。おりものが増える、外陰部の痒みを主症状としますが、症状のない場合もあります。おりものは黄色膿状、泡沫状となることがあります。
内服薬、膣錠で治療します。
※内服治療中は、飲酒により腹痛、嘔吐などが現れることがありますので、服用中は禁酒してください。

ヘルペス感染症
単純ヘルペスウイルスによる外陰部の病変です。激しい痛みを伴う水疱、潰瘍ができます。
内服薬、点滴、軟膏で治療します。予後は良好ですが、ウイルスの除去は不可能なので、体力低下、精神的ストレス、月経、性交渉、飲酒、妊娠などを契機に再発します。
発疹がみられるときはタオルなどの共有を禁止し、発疹消失後もしばらく性交渉は禁止してください。
※妊娠中に発症し、新生児に感染すると死亡する危険性が非常に高いウイルスです。

尖圭コンジローマ
ヒトパピローマウイルスによる腫瘤です。外陰部、会陰、肛門周囲、膣、子宮頚部などにとがった乳頭腫状やカリフラワー状の腫瘤を認めます。
焼却術により治療いたします。

クラミジア感染症
クラミジア・トラコマチスという病原体が原因です。現在日本で一番多い性病です。
子宮頸管から子宮内膜、卵管、骨盤内全体へ炎症が広がり、不妊症や子宮外妊娠の原因になります。産道で新生児に感染すると、肺炎や結膜炎を起こすことがあります。
通常、10〜14日の内服治療が必要です。
最近、1回の服用で効果がある薬剤も保険適応が認可されましたので御相談ください。

淋菌
クラミジアについで多い性病です。子宮頸管から骨盤内へ感染が進むことがあります。
薬の効かない菌(耐性菌)が多く、またクラミジアなど他の菌との混合感染が多いために、治療後に治癒の確認をされることをお勧めします。

梅毒
古くからの性病として知られております。近年減少しておりますが、妊婦から胎児に感染すると先天異常を起こすことがあります。

HIV感染
性行為による感染が増加しております。HIVに感染すると、約10年を経てエイズ(AIDS)を発症いたします。
コンドームによる感染予防が大切です。セックスパートナーが多数いる場合や、クラミジアなど他の性病がある場合などは、危険性が大です。
血液検査にて調べることができます。(当院での検査費用は2,200円です)