矢野産婦人科 〒790-0872 愛媛県 松山市 昭和町72-1
矢野産婦人科最新情報 『
内視鏡手術』
1.FTカテーテルによる卵管鏡下卵管形成術の治療成績 (2005年)を報告します。
卵管閉塞を治療する手術を日帰りで行っていることは既に報告いたしましたが、今回は術後の追跡調査による治療成績を報告します。
2005年の1年間に56名の患者さんが治療を受けられました。2007年2月(術後2年目)に追跡調査を行いましたが、6名については追跡ができませんでしたので50名についての検討です。15名の患者さんが自然妊娠されており、術後自然妊娠率は30.0%(15/50)でした。妊娠されなかった患者さんの内、12名の方は体外受精で妊娠されていました。結果として、治療を受けた後に妊娠された方の総数は27名で総妊娠率は54.0%(27/50)でした。治療後に全員が妊娠されているわけではありませんが、治療成績は良く、大変有効な治療と考えています。(記:2007.7.31)
2.FTカテーテルによる卵管鏡下卵管形成術の施行件数が全国で4番目でした。【2007.7.20
】
『手術件数でわかるいい病院2007、全国&地方別ランキング:週刊朝日』より。ちなみに本治療を日帰りでできるのは西日本では3〜4箇所しかありません。(記:2007.7.31)
3.
矢野院長が日本産科婦人科内視鏡学会より内視鏡手術技術認定医として
認定されました。【2006.4.12】
腹腔鏡による手術での医療事故が最近よく報道されています。これらの事故のほとんどは新しい手技に慣れない医師により引き起こされています。内視鏡手術技術認定医とは内視鏡(腹腔鏡、子宮鏡、卵管鏡)を用いた婦人科手術を問題なくできる技術を有する医師として学会の審査を経て認定されたものです。現在全国に100名ほどが認定されていますが、四国、中国、九州地区には技術認定医が全くいない県もあり、合計15名程度と少数です。当施設では平成元年より内視鏡を導入しており、毎年増加しております。現在の年間内視鏡手術件数は100例以上(腹腔鏡手術:60例、子宮鏡手術:30例、卵管鏡手術:25例)と西日本でも有数です。今後ともより1層、正確で安全な内視鏡手術を行なう所存です。
4.卵管閉塞を治療する卵管鏡下卵管形成術が日帰りでできるようになりました。
従来は腹腔鏡を併用していたので2日ほどの入院が必要でしたが、最新の機器と技術を導入して、3時間ほどで帰れるようになりました。痛みもほとんど無く、時間もかからないので好評です。治療効果も従来の方法と変わりません。
5.新しい子宮鏡検査機械を導入しました。【2003.11】
従来の検査機器の内視鏡が太く、また、検査前の処置も必要で、痛みが伴う場合もありました。最新の内視鏡は大変細く、しかも解像力に優れ、痛みもほとんど感じません。大変、楽に検査が受けられるようになりました。