矢野産婦人科 〒790-0872 愛媛県 松山市 昭和町72-1
受精卵凍結保存 (精子凍結)
全胚凍結保存:
卵巣過剰刺激症候群(副作用)が重症化しないために
着床不全の方のために
排卵誘発剤の反応が良くて卵子が10個以上採取できた方は、胚移植後に卵巣が腫れたり腹水が溜まったりする卵巣過剰刺激症候群になる可能性があるので、あえて受精卵をその時に移植せず、すべて凍結保存し、1-2ヶ月休んで体や子宮の状態が回復した自然の状態で移植します。また何回も胚移植しても着床できない方を着床不全と呼んでいますが、このような方にも子宮内膜が良好な状態で移植すれば妊娠率がよくなります。
■平成12年11月15日読売新聞
余剰胚凍結保存:
多胎妊娠の予防と妊娠率向上のために
体外受精や顕微授精によりできた受精卵は多胎の予防により1-3個までしか移植しません。したがって、状態の良い方は受精卵が余ってしまいます。これを凍結保存しておき、次回2-3ヶ月後に移植する方法です。移植だけになりますので、排卵誘発剤の注射や採卵は必要ありませんが、移植するために子宮内膜を2週間の投薬により調節します。
精子凍結保存:
採卵当日にご主人様の精子が必要になります。当日どうしても精子を提供できない場合は、前もって精子を提出していただき凍結保存しておくこともできます。ただし、精子の運動率や受精能力が落ちますので、あまりお勧めはしません。