矢野産婦人科
矢野産婦人科 〒790-0872 愛媛県 松山市 昭和町72-1
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体外受精のQ&A
  やっぱり、体外受精を受けるのはちょっと不安....
そんなあなたの質問にお答えします。
体外受精のスケジュールを教えて下さい。
 
排卵誘発剤に対する反応は個人差がありますが、標準的なスケジュールは以下のようになります。点鼻薬や排卵誘発剤の注射を行わない方もおられます。

生理周期 来院日    
開始1週間前 ◎診察 点鼻薬開始 排卵のタイミングをコントロールする薬を毎日決まった時間に鼻に噴霧します。

開始日
〜4日目以内

◎診察 注射開始

排卵誘発剤の筋肉注射を開始します。医師の診察が必要になりますので、診療日を確認して、生理が始まったら早めに来院して下さい。

4〜10日目 ○注射 注射 ほぼ1週間、毎日、筋肉注射します。
10日目前後 ◎診察 卵胞チェック 経膣超音波を使って卵胞の育ち具合をみます。卵胞が十分に育っていれば採卵日決定、小さければ注射を続けます。
10日目前後 ◎診察 採卵日決定 採卵日が決まれば具体的なスケジュールを説明します。夜に卵を成熟させるための注射をします。
12日目前後 ◎診察

採卵・採精

朝来院します。痛み止めの薬を使用して、卵を採取します。15分くらいで終了します。その後、ベットて休んでお昼頃帰宅できます。
ご主人には午前中に精子を採取してもらいます。(採取場所はご自宅でも、院内でも可)
  自宅安静 媒精・培養 体外受精か顕微授精により精子と卵子を受精させ、最適な条件で培養します。
15日前後
(採卵より2〜5日後)
◎診察 胚移植 お昼頃来院していただき、受精卵を子宮に戻します。帰宅は夕方くらいです。
(移植より2〜3日間) 自宅安静   妊娠診断までは無理をせずお過ごし下さい。
21日前後
(移植から1週間後)
◎診察 副作用
チェック
薬の副作用がないかチェックします。

28日前後
(移植から2週間後)

◎診察 妊娠診断 尿中のホルモンの値より妊娠しているか調べます。

体外受精での妊娠率はどのくらいですか?
 
卵管因子や機能性不妊の方の場合、35才以下での妊娠率は30〜50%。
35才を超えると次第に妊娠率は低下します。
男性不妊の場合は顕微授精の登場により妊娠率はさらに高くなっています。

異常妊娠や奇形、多胎などの心配はありませんか?
 
現在までに全国で約15,000人(当院でも約200人)の体外受精児が出生していますが、染色体異常や奇形の発生率、流産の発生率とも、自然妊娠とほぼ同じです。ただ一つ自然妊娠より発生率が高いのが子宮外妊娠なのですが、それでも率は5%程度です。多胎については、現在では3個以下の受精卵しか子宮へは戻しませんので、3つ子の可能性はごく少なくなっていますが、双子は10〜15%と高率です。なお余った受精卵は、次回に備えて凍結保存します。

精子検査で精子が全くないと言われました。妊娠の可能性はないのですか?
 
精子がゼロでも妊娠の可能性はあります。
顕微授精法は1個の精子があれば可能ですが、射出された精液中に1個の精子もない方がいらっしゃいます。これは精管が閉まっていたり、精巣(睾丸)機能が極端に不良の場合に起こります。これらの方には、直接、精管あるいは精巣より精子を取り出して顕微授精で受精させることができるようになりました。
 
   
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